日々のなかで思ったこと感じたことをphotoと俳句で綴るchai的細道エッセイ
by fulacoco
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ありがたいことに今年もまた暑い夏がやってきた。
年々ヒートアップする夏さんに「今年こそはお手柔らかにね」とお願いはしてみたものの、
はたして聞き入れてもらえたかどうか怪しいものである。
そんな夏を横目に「はいはい、出番ですヨ」などと言いながら、いそいそと押し入れから
出してきたのが扇風機。一年ぶりの再会だ。
自分にとってはいつもの顔だったが、世間様ではちょっと違っていた。目の前の彼(扇風機)
こそが、節電という荒業をこなしつつ、この夏を乗り切るための切り札、ニューヒーローなどと
言われ、今脚光を浴びているうわさの彼だった。電気屋さんで売り切れ続出らしい。
田舎住まいの自分にとって、彼は身近な存在であり、常に“ありき”の夏だったので、ブーム
到来だの、古の機械復活だのと騒がれてもいまいちピンとこないのだが、いろんな情報を集めて
みれば、工夫しだいでまだまだその才能は伸ばせそうだ。
風にあたるばかりが能じゃない。風を利用するのだ。風を味方につけ、風と共に生きるのだ。
気分はまるで風の谷のナウシカである。
そんな他愛もないことを考えている私の傍らで、彼は黙々と首を振っている。
とにかく今年もよろしくね。マイヒーローくん。
祖母宅で見つけた昔の扇風機
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